THE 有頂天ホテル The Wow-choten Hotel
2005年 日本映画 3ツ星 コメディ 日常を描く 社会人「ピタゴラそうち」、もしくは「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」みたいな映画
ふつうにやれば簡単なことなのに、登場人物たちはそれを避け、まわりくどい手段で対処していく。より複雑で、より面倒で、より危険な"その場しのぎ"に明け暮れる様子はとても滑稽だが、冷静に考えるとけっこうシュールだ。
神様(視聴者)の視点からみれば、私たちの暮らしも似たようなものかもしれないからね。
幸いにして、登場人物たちは最後に答えを見いだす。
でもそれは、最初からわかっていたことばかり。
そして、新年が幕を開ける。
一歩ひいてみると、けっこういい映画かもしれない。