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[レビュー2006年08月07日に発表された 

明日の記憶

Memories of Tomorrow

怖くて、切なくて、それでも望みを見いだせる

シーンが飛んだり、妄想と現実の区別がつかなくなる後半が恐ろしい。
師匠は本当にいたのだろうか? もし師匠がマボロシだったなら、冒頭で寄り添っていた妻もマボロシかもしれない。空白の日記、たくさんの写真、残された湯飲み、そこにいるのは誰かを気にすることもできない主人公。すべては黄昏に染まる。
見終えたあとにもう1度オープニングを見ると、形容しがたい感動に圧倒される。不自然な逆回しCGも、むしろ効果的な演出だった。この映画は2度楽しめる。

愛情ですべてを克服できるわけじゃない。
しかしそれでも、愛情だけが痛みを和らげてくれる。

いろんなことを考えさせられる、とても意義深い映画だった。

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