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[レビュー2004年03月06日に発表された 

ドラえもん(25) のび太のワンニャン時空伝

Doraemon: Nobita in the Wan-Nyan Spacetime Odyssey

捨てるな、キケン!

これまたややこしい物語。最初、ハチはイチの8代目の子孫、もしくはイチがループした姿(老人→犬→人→若者→老人)と思っていたが、そこまでアクロバティックではなかった。ネコジャラの容姿がドラえもんそっくりなのも混乱を招くが、ストーリーはしっかりしている。序盤に伏線が張ってあるので、2度見ると意味がわかっておもしろい。

よくよく考えると、のび太の行為は身勝手だ。犬たちを3億年前に送り込み、世話を省くために人工進化させ、結果的に1,000年も放置してしまう。生物の在り様をここまで変えていいのかね。生態系に与えた影響も計り知れない。のび太を神とあがめ、1,000年も待ち続ける忠実さが、罪悪感を抱かせる。のび太は軽はずみな行為を反省すべきだ。

今作のしずかちゃんは「美少女」だった。大人になりかけたり、ネコミミつけてポーズを決めたり、絵柄のキュートさはずば抜けている。これも時代かね。

映画シリーズ25周年記念にして、第1期メンバー最後の作品。次から第2期メンバーで再スタートを切る。オープニングのショートアニメでドラえもんが「ずっといっしょだよ」と挨拶するのは泣けた。


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