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[レビュー2006年02月25日に発表された 

県庁の星

Kencho no hoshi / The Star of Prefecture Government [2006-02-25]

なかなかドラマチックでよかった

織田裕二はこういうクセのある男を演じるのが似合っているね。頭ガチガチ出世亡者の県庁さんは、じつにハマリ役だった。しかし中盤の失意を克服してからは、いつものスーパー好青年に戻ってしまう。いくら県庁さんが有能でも、現場のマネジメントは無理だと思うのだが……まぁ、物語だからいいのか。

それにつけても人格豹変はすさまじい。
知事に向かって演説するシーンは、もはや前半と同一人物とは思えなかった。いくらなんでもヤリスギだ。このあたりで一気に冷めてしまった。

このままスーパーマンで終わるのかと思いきや、県庁改革がきわめて小さな変化しかもたらさなかったところは(ホントは好ましくないが)共感できた。それは絶望でもあり、希望でもある。ステレオタイプの展開が目立つ中で、このヒネリはおもしろかった。

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