レビュー  1989年03月17日  に発表された 

リバイアサン
Leviathan

3ツ星

よくあるパターンだが、しっかり作られている

『エイリアン』(1979)や『遊星からの物体X』(1982)の舞台を深海に替えたもの。密閉空間の緊張感、生命線をにぎる企業への不信感など、必要なツボをしっかり押さえている。

落ちぶれた医師が人類のために脱出装置を破壊したのは拍子抜け。『物体X』をなぞりすぎている。自分の名誉欲のため、モンスターの退治ではなく捕獲を主張して、状況を混乱させるべきだろう。
不明な点は多い。ソ連の沈没船「Leviathan」でなにがあったのか? モンスターをウォッカの瓶に封じたのか、偶然そこだけ残ってしまったのか? ソ連は沈没を隠蔽して、すべて解決したと思っていたのか? 企業が株価を暴落させてまで、モンスターの存在を秘匿したのも不可解だ。企業はソ連の実験を知っていたのではないだろうか? そう考える方が自然なんだけど、物語はそこまで踏み込むことはなかった。

よくあるサバイバルで終わってしまったのは残念だが、まぁ、こんなもんか。

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