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[レビュー1999年07月28日に発表された 

ディープ・ブルー Deep Blue Sea

恐怖とシュールを行き来する新感覚パニック映画

悪の秘密結社に脳改造されたサメが脱走して、人間に復讐する映画。これほど人間に同情できない映画も珍しい。実験の正当性を主張する女科学者は、さっさと処刑すべきだった。金目当ての方がまだ共感できる。

立って歩ける水深なのに、サメがやってくる。廊下を通って、部屋の中に入ってくる。その姿は怖いと言うより滑稽だが、笑える状況ではないところがシュールだ。

この映画最大の魅力は、次に誰が襲われるかさっぱり読めないところ。重要そうなキャラが一瞬で殺され、どうでもいい脇役がしぶとく生き延びる。映画のセオリーが通じないので、最後までハラハラ見てしまった。

繰り返し見たいとは思わないけど、予想外のヒットだった。

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