M:i:III / Mission: Impossible III

M:i-3 ミッション:インポッシブル3

M:i:III / Mission: Impossible III

「マクガフィン」を説明するのに、ちょうどいい映画

マクガフィンとは、登場人物の動機付けに必要な小道具や仕掛けのこと。重要そうに見えるが、じつは別のものに差し替えできる。たとえば、泥棒は「価値のあるもの」を盗めばいいのであって、それが王冠か、宝石かは問われない。
本シリーズでスパイたちが奪い合うものも同じだ。1作目もスパイリストも、2作目のウイルスも、別のものに置き換えられる。なんでもいいから、警戒厳重な品物を取ってくれば、ミッション:インポッシブルになる。

3作目では「ラビットフット」を奪い合うわけだが、その正体は最後まで明らかにされない。奪い取る過程さえ省略されている。ここまで開き直ったストーリー構成も珍しい。

ふつうに見ると、ふつうにつまらない。ドキドキするけど、その意味がわからないからだ。いくらなんでも省略しすぎ。スパイアクションではなく、アクション映画の実験映像と思ってみれば、いくらか楽しめるだろう。

参照:

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