レディホーク Ladyhawke

1985年 外国映画 3ツ星 ファンタジー:剣と魔法

なにも足さない、なにも引かない

なんという正統派。必要なものはそろっているが、余計なものはまったくない。「剣と魔法」の世界だけど、限りなくメルヘンに近い。それでいてリアルだ。
昼と夜が交差するときの表現が素晴らしい。光の芸術だよ。CGがなかった時代でも、これだけの表現ができるんだ。

ナバール(ルトガー・ハウアー)の無骨さ、イザボー(ミシェル・ファイファー)の美しさに魅せられる。司祭は、相手がナバールだからこそ、狂うほどに嫉妬したのかもしれない。

絶賛するほどのストーリーはないけど、見ておいた方がいい作品のひとつだ。

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