レビュー  1940年03月22日  に発表された 

レベッカ
Rebecca

4ツ星

これぞサスペンス

序盤はホームズの『ぶなの木屋敷の怪』を彷彿させた。そこかしこに残された前妻レベッカの影。心が見えない夫。主人公はとても弱い立場で、夫を信じることによってのみ存在できる。気がつけば、彼女には名前がなかった。細かな演出が、主人公のはかなさを際だたせている。
終盤は、主人公にとっては過酷な展開なんだけど、事態が飲み込めたことで安心感があった。とてもすてきな女性だった。マキシムが求婚したのは正解だったよ。

2011年に鑑賞したが、今なお輝きを失わない映像センスに驚嘆した。観客の疑念や不安に呼応するかのように、小気味よく展開していく。映画は技術だけじゃないんだね。

おもしろかった。ヒッチコックのほかの映画も見てみたくなった。

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