キャッチボール屋 The Catchball-Ya

2006年 日本映画 2ツ星 日常を描く

あいまいすぎる

人はキャッチボールするとき、じつは相手を見ていない。なにやら哲学的で、深い真理が隠されていそうだが、よくわからなかった。すべてを用意され、イベントを消化していくだけの主人公には共感しづらい。受け継がれていくキャッチボール屋というコンセプトはいいので、7代目、8代目、初代の物語を描くオムニバス形式にすればよかったかもしれない。

6代目キャッチボール屋として庵野監督が登場している。最初はどうかと思ったが、あとで振り返るといい配役だった。

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