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[レビュー1997年12月19日に発表された 

恋愛小説家

As Good as It Gets

おもしろいけど、無茶がある

ジャック・ニコルソンの偏屈な演技がいい。ヘレン・ハントが垣間見せる女性らしさがたまらない。とても楽しかったけど、変化が大きすぎて、強引な感じがしないでもない。
主人公は売れっ子の恋愛小説家らしいけど、フィクションと現実の整合性に悩むことはなかったんだろうか。また薬を服用することで、やさしい気持ちになれたとしたら、やばくないか?

ロマンティックな言葉を言ってくれないメルヴィンに、「どうして私に言い寄る男はみんなこうなの?」と癇癪を起こすキャロル。そこへ物陰から見守っていたお母さんが飛び出してきて、「みんなそうなのよ!」と諭すシーンが笑えた。
現実は、キャロルが思うほど良くも悪くもない。さらっと流されたけど、すごく大切なことだと思う。メルヴィンはどんな小説を、どんな思いで書いていて、それは今後、どのように変化するんだろう?

いろいろ気になるけど、見てるあいだは恋の行く末に夢中だった。
おもしろかった。

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