レビュー  1997年01月25日  に発表された 

新機動戦記ガンダムW Endless Waltz (全3話)
Mobile Suit Gundam Wing: Endless Waltz

3ツ星

妄想炸裂の後日談

テレビシリーズで勝ち取った完全平和は、わずか1年で揺らいでしまった。この危機に、5人の少年テロリストが帰ってくるわけだが、すんなり合流しないところが本作の魅力。とりわけ五飛は心の底から裏切っており、手がつけられない。落ち着け。まずは話し合おう。

合間合間に少年5人の過去が明かされていく。スジが通るのはありがたいが、これは本編でやってほしかった。同時期に連載されたコミック版と併せて読むと、魅力は倍増する。
本作にかぎらないが、魅力的な設定が妄想を刺激するのではなく、妄想が先走って、設定が後付けされていくパターンが増えた。妄想の根源になにがあるのか、考えてしまうよ。

OVA最大のインパクトは、リファインされたガンダムたち。中でもウイングガンダムゼロはまったく別物に進化を遂げていた。OVAを見たときはテレビシリーズとは別の試作機と思っていたが、のちに同一機体と知って腰を抜かす。その設定は無茶だし、混乱するだけだ。

ヒイロは冷徹なマシーンに見えるが、じつは感情のままに行動してるだけ。わずか16歳で、「あと何人殺せばいい?」と苦悩する姿は、腐女子の心をわしづかみにしたね。大人になったヒイロを見てみたい気もするし、見たくない気もする。

 Googleで「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 」を検索する
 Wikipediaで「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 」を検索する
 IMDBで「Mobile Suit Gundam Wing: Endless Waltz」検索する

コメント (Facebook)

[ASIN] B000OPPTSY
思考回廊 レビュー
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz (全3話)