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[レビュー1989年12月27日に発表された 

釣りバカ日誌 2

Tsuribaka Nisshi 2

なるほど、人気作となったのもうなずける

10,11,12,15,17,18を見たあとに鑑賞。みんな若い! 使ってるパソコンや、「合体」文字のエフェクトに時代を感じる。とりわけスーさん(三國連太郎)の快活さは驚き。最近は渋い(ぼけた?)イメージが定着してるけど、このころは無鉄砲で、わがままで、愛嬌があった。一方、ハマちゃん(西田敏行)は今とそれほど変わらない。これはこれですごい。後年の作品では薄れた魅力が詰まってる。
子供じみた言い訳とケンカ、そして仲直り。あっと驚く展開はないが、最後まで楽しく観賞できた。

物語の登場人物と演じる役者は別物だが、三國連太郎は石田えり(ハマちゃんの奥さん)とのロマンスが取り沙汰されたこともあるだけに、今回のアバンチュールには生々しかった。その出会いから逢瀬、ウソ、再会、そして別離...。どうやら彼女は、結婚前の冒険相手にスーさんを選んだみたいだけど、コメディとは思えない説得力があった。

さておき、色香に惑わされ、自己保身のためにハマちゃんを犠牲にするスーさんは卑劣きわまりない。ラストのお詫びで水に流してしまうのはどうかと思うけど、水に流せてしまうところが、本作の魅力かもしれない。


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