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[レビュー2007年04月07日に発表された 

大帝の剣

Taitei no Ken / The Emperor's Sword

面白ければ、それでいい!!

私は原作小説を初版から読んでいたので、途中で著者に捨てられたことはショックだった。それから数年後に、まさか実写映画化されるとは思わなかった。なぜ未完の小説を、今になって映画化するのか? 映画を見てみて、なんとなく理解できた。これを作った人他たちは、SF時代劇の期待感を知っている。私と同じく興奮して、未完になっていることを惜しんでいたのだ。

ナレーションが秀逸。小説が何百ページもかけて説明したり、ほのめかしてきた因果関係が一気に明かされる。本編中も、いま誰が、なにをしようとしているのか、ズバリ教えてくれる。とりわけ天草四郎(黒木メイサ)の退場を知らせてくれたのはありがたい。てゆーか、天草四郎はなにしに出てきたんだ?

中盤以降の展開はありきたりで、あまり興味をそそられない。とはいえ、きちんと完結させたのは見事。ラストも素晴らしい。いいんだよ、これで。SF時代劇なんだから。

劇場公開に合わせて新刊が出たようだが、読んでない。私の中で、長年の懸案が1つ片付いた。めでたし、めでたし♪

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