007(15) リビング・デイライツ 007 / The Living Daylights

1987年 外国映画 3ツ星 #007 スパイ

役者を変えたら、世界観も変えよう

アクション重視の映画手法は変わらない。しかしボンド役が若返った分、説得力は増した。それはいい。
ただ、ロジャー・ムーアには必須だったコミカル展開は、ティモシー・ダルトンに似合わない。次から次へと怪人が襲ってくるのではなく、陰謀を見抜き、罠を仕掛け、最後までシリアスに決めてほしい。今回はちょっと中途半端だったと思う。

この映画が公開されたのは、ベルリンの壁が崩れ、アフガニスタンからソ連兵が撤収する2年前だ。当時の世情を踏まえてみると興味深いかも。

007シリーズ
ショーン・コネリー
ショーン・コネリー
ショーン・コネリー
ジョージ・レーゼンビー
ロジャー・ムーア
ロジャー・ムーア
ティモシー・ダルトン
ティモシー・ダルトン
ピアース・ブロスナン
ピアース・ブロスナン
ダニエル・クレイグ
ダニエル・クレイグ

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