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[レビュー1988年12月10日に発表された 

孔雀王

Peacock King

ラスボスが出てくるまではよかった

例によって予告編は最高。「摩訶路娑拏!」と絶叫したくなる。
迷走しがちな原作マンガから要素だけ抜き出して、孔雀を2人に設定したのは新鮮だった。しかし日本の孔雀(三上博史)は法術(=CGエフェクト)だのみで、しょぼかった。一方、香港の孔雀(ユン・ピョウ)は体術(=カンフーアクション)で目を奪うが、役回りで損している。なので慈空(緒方拳)が最強に見えてならない。

ストーリーはなきに等しいけど、舞台がどんどん変わるので、地獄門が開くまでは楽しめた。しかし門が開いたあとは...まぁ、消化試合。オカルト系の物語でラスボスを描写すると、どうしても陳腐になってしまう。これはCG技術が発達しても変わらない宿命だと思う。まぁ、この映画の場合、ラスボスの姿が滑稽だったのは否めない。

それなりに楽しめたし、音楽もよかった。ほかに言うべきことはない。

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