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[レビュー1991年03月20日に発表された 

ケルベロス 地獄の番犬

Stray Dog: Kerberos Panzer Cops (Mamoru Oshii Cinema Trilogy)

一度ならず二度までも……

『紅い眼鏡』で見たかったものが見られると思ったら大間違い。話はどんどん迷走していき、なにをどうしたいのか、まったく追えなくなる。それが犬の心情と言われればそれまでだが、そんなものを見たいわけじゃない。台湾に「在りし日の昭和」を投射するにも、ヒントが少なすぎる。
そして待ちに待っていた戦闘シーン。
なのになぜ顔が白いのか? ここまで引っ張っておきながら、まさかリアリティの追求を放棄するとは思わなかった。

押井守ファンでも、これは堪えられない。
『紅い眼鏡』もリアルではないが、まだ楽しみがあった。

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