レビュー  2006年11月24日  に発表された 

グッバイベイビー(ジョン・カーペンター) / マスターズ・オブ・ホラー (S2-18)
Pro-Life / Masters of Horror

3ツ星

人間、なかなか死なない

あらすじ

中絶専門の病院を経営する医師夫婦がおびえる少女を助ける。少女は妊娠しており中絶を希望するが、事情を話さない。そこへ少女の父親が乗り込んできて、娘を返せと迫る。医師たちは父親が娘を妊娠させたと考え、保護することに決めた。
「娘は神の子を宿している」「赤ん坊を守れ」との啓示を受けた父親は、三人の息子を連れて病院を強襲した。一方、少女の胎児はどんどん大きくなり、中絶できなくなっていた。

『マスターズ・オブ・ホラー』第2期、邦題『13 thirteen』の5本目。通算18本目。
見どころは銃撃戦。弾丸や死体の数は大したことないが、撃たれ方がリアル。あっけなく死んだり、なかなか死ねなかったり。警備部長は死を覚悟して撃ちあうが、運悪く生き残って、地獄の辱めを受ける。死んだ方がマシだと思っても、窮すれば選択肢はない。恐ろしい。死ぬ覚悟なんて無意味だった。

ストーリーは単純。「中絶の是非」や「神への盲信」は主題じゃない。とにかく暴力が怖かった。ラストも唖然。悪魔がチープと笑うなかれ。これまでの犠牲を一発で無駄にする究極のオチだ。これ以上、望むべくもない。
原題の「Pro-Life」は中絶反対派のこと。まんま「中絶反対」を邦題にすればよかったのに。「グッバイベイビー」じゃ意味不明だ。


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思考回廊 レビュー
グッバイベイビー(ジョン・カーペンター) / マスターズ・オブ・ホラー (S2-18)