レビュー  2006年11月17日  に発表された 

ノイズ(ブラッド・アンダーソン) / マスターズ・オブ・ホラー (S2-17)
Sounds Like / Masters of Horror

3ツ星

関係妄想か?

あらすじ

電話サポート部門を管理するラリーは、鋭敏すぎる聴覚に悩まされていた。それは息子を喪った悲しみや仕事のストレスを糧に成長していった。

『マスターズ・オブ・ホラー』第2期、邦題『13 thirteen』の4本目。通算17本目。
ふだん意識しない生活音が凶器になる演出はおもしろい。しかしストーリーは散漫で、面白味がなかった。セラピストの喫煙を疑ったり、息子と会話する幻覚を見たのは、ラリーが精神を病んでいたから? だとすれば超人的な聴覚は現実の音を拾っていたのではなく、「こんな音がするはず」「こんな会話をしてるはず」という心の予測を再生していたことになる。
ラリーの管理能力は高かったから、相手の会話を予測するカンのようなものがあったのだろう。思い込みの暴走で予測と現実がズレたとすれば、おもしろい常用だが、物語はありきたりの結末を迎える。演出は素晴らしいのに、脚本が足りない。

仮説どおりなら、鼓膜が破れても音を聞き分けられることになる。そうした能力を活かす物語を見たかったが、それじゃホラーにならないか。


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思考回廊 レビュー
ノイズ(ブラッド・アンダーソン) / マスターズ・オブ・ホラー (S2-17)