レビュー  2008年10月14日  に発表された 

デッドスペース (Xbox360)
Dead Space

5ツ星

ハードに怖い

『デッドスペース エクストラクション』のあとにプレイしたが、まったく別物だった。『エクストラクション』からオリジナルの魅力を推測するのは不可能だ。世界観、デザイン、ゲームシステム、サウンド、ストーリー。すべての要素が高いレベルで融合している。STASISが強力だったり、壊滅した船内でSTOREだけ正常運用されているなど、SF映画としては首をかしげる箇所もあるが、ゲームとしては問題ない。ストーリーよりゲーム性を優先する姿勢は好感がもてる。
ゲーム中はゲームと意識させない工夫が随所に凝らされている。ゲージがないこと、場面転換がないこと、ローディングが隠されていることなど、アイデアが冴える。エアロックが開くときの微妙な「間」は、ローディングのためなんだろうけど、緊張感があっていい。お見事。

個人的には、主人公のIssac Clarkeが43歳のエンジニアという設定にしびれた。OPとED以外は顔を見せない演出もいい。Issacの寡黙さが、作品全体の孤独感を引き立てている。これほどの作品がアメリカで作られたことにショックを受ける。舞台となる宇宙船 Ishimura(石村)は、先人への敬意を込めて名付けられたそうだが、ゲーム開発の本場がもう日本にないことを象徴しているようで、さびしくなった。

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デッドスペース (Xbox360)