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[レビュー1988年12月31日に発表された 

バトルチェス / Battle Chess (PC98)

チェス初体験

自分のパソコン(PC-9801RX)が手に入り、いろんなゲームを試していたころに買った1本。当時、私はチェスのルールを知らず、ゲームを通じて「実生活に役立つこと」を学ぼうと考えていた。しかし当たり前だが、本作は初心者にチェスのルールを教えてくれるソフトではない。チェスのルール説明もごくわずかだから、ろくすっぽ遊べないまま投げてしまった。
いま思うと、馬鹿だった。

画面はおもしろかった。コマを動かすと、ポーンやビショップが歩いていく。キングは裾を引きずって。ルークは人型に変形して、のっしのっし。コマごとに個性がある。
移動先に相手のコマがあると、画面が切り替わって戦闘フェイズ。ポーンが膝を打たれてケンケンして、倒れる。ビショップは錫杖で撲殺。クイーンはド派手な魔法。そしてキングは拳銃。いいねいいね♪ 一通り戦闘アニメーションを見たところで、ディスクを抜いた。

2018年、このレビューを書くためYouTubeで動画を検索したら、戦闘アニメーションのまとめがあった。キングはつねに拳銃と思っていたが、相手によってモーニングスターを振り回したり、爆弾を投げていた。またルークがキングを倒すときは、ぺしゃんこに潰すのか。記憶していたより組み合わせが多い。忘れてしまったのか、見てなかったのか。

ただのチェスゲームだが、当時は人間以外とチェスを指せることが珍しかった。戦闘アニメーションにゲーム的な意味はまったくないが、楽しかった。そんな時代の1本である。

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