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[レビュー1967年12月16日に発表された 

ゴジラ(8) 怪獣島の決戦 ゴジラの息子

Son of Godzilla

問題はミニラの顔じゃない

ミニラは「かわいい怪獣」としてデザインされたと思うが、なまじ人の顔に近いため、不気味の谷に落っこちている。どこをどう見ても怖い。モスラの幼虫の方がかわいい。

それはともかく、ミニラは本当にゴジラの息子なんだろうか? 劇中の表現を見るかぎり、ゴジラの血を引いている確証はない。むしろ、カマキラスに襲われていた小型怪獣をゴジラが助けた、と解釈する方が納得できる。ミニラが成長してゴジラになるとは思えないし、思いたくない。

制作者が考える本作の見どころは、おそらくミニラの愛嬌(?)とゴジラの教育パパっぷりだろう。カマキラスとクモンガの対決や、シャーベット計画、美少女サエコにも、さしたる意味はない。つまりストーリーが駄目だ。仮にミニラがかわいかったとしても、娯楽映画として成り立たなかっただろう。
生き別れの親子を出して対比させるとか、ゴジラとミニラが血縁でないことを示すとか、なにか骨子になるものがほしかった。

問題はミニラの顔じゃない。親子の情をちゃかした時点で負けていたのだ。

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