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[レビュー2007年10月20日に発表された 

EX MACHINA エクスマキナ

EX MACHINA

アニメが実写と競っても意味はない

都市の平和を乱す悪いヤツらをやっつけよう! 仲間と喧嘩はしても、いざとなれば協力して戦うぞ。ラスボスはわかりやすい場所に、わかりやすい姿で待っている。勝負の鍵は「愛」だッ!

いくらなんでも、安直すぎる。よくこんな脚本で、映画を作ったもんだ。士郎正宗の漫画に見られる政治的、社会的、軍事的、技術的なリアリティはまったくない。ひどすぎる。
クローンを交えた三角関係が提示されたときは、期待に胸をふくらませた。遺伝子が同一なら、やはり愛が芽生えるのだろうか? 前作で「母になりたい」と言っていたデュナンには、生身の体は魅力的だろうか? ブリアレオスは自分自身に嫉妬するんだろうか?
しかし、なにも掘り下げることなく終了。なんだ、そりゃ? ゲームのイベントシーンでも、もうちっと感動できるぞ。駄目すぎる。

ストーリーは忘れて映像だけを見ても、あまり評価できない。どんなに激しく動いても、しょせんは作り物の映像だから、ハラハラ興奮することはない。「へぇ、実写映画っぽくなったね」と感心するだけ。アニメが実写映画と競っても意味はない。持ち味を活かさなければ。

1作目は実験映像として評価できたが、続編がこれでは先が思いやられる。

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