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[レビュー1995年04月03日に発表された 

世にも奇妙な物語 1995 春の特別編

Yonimo Kimyouna Monogatari : 1995 Spring

悪夢の中であなたが見たものは

指環(リング)

[あらすじ] 夫を殺してしまったと、自殺を図ろうとするユリ。しかし警察は、夫は死んでいないと言う。家に帰ると、たしかに夫は生きていた。

[感想] 釈然としないし、盛り上がらない。ユリも夫も狂っているようにしか見えない。序盤の騒動はなんだったのか?

友子の長い朝

[あらすじ] 生徒全員が朝礼に出て、誰もいなくなった教室に、遅刻した女子高生が入ってくる。みんなが戻ってくる前に、遅刻した言い訳を考えなくては。彼女は綿密な作戦を立て始める。
[原作]藤野美奈子「友子の場合」

[感想] 女子高生(ともさかりえ)のひとり芝居がおもしろかった。元気で、前向きだけど、頭が悪い。キャラが確立されているので、シリーズ化してほしいくらいだ。

トイレの落書き

[あらすじ] 終電間際の地下鉄。主人公が用を足して手を洗っていると、壁の落書きが目に入る。「夜、このトイレを使った人は出られなくなる」鼻で笑って出ようとするが、入り口の扉は開かなくなっていた。

[感想] これまた舞台固定のひとり芝居。徐々に追い詰められていく様子が怖かった。

笑う頭脳

[あらすじ] 主人公は刑事。逃走中の天才ハッカーを追い詰めたが、犯人は死体で発見される。だが、死体には脳がなかった。

[感想] 地味だが執拗な刑事を橋爪功が好演。ストーリーは大したことないが、雰囲気がいい。「犯罪を犯すのは脳か身体か?」 次の世代なら、迷わず引き金を引いていただろう。

地図にない町

[あらすじ] 都会での暮らしに疲れ切った男。会社に向かうつもりが、故郷へ向かう電車に乗ってしまい、昔のことを思い出しながら寝てしまった。気がつくと、電車は過去の世界に着いていた。

[感想] サーリング「ウィラビーに停車」のアレンジ。過去はよかったで終わらせず、また安直に明るい未来を提示しなかったのは好感が持てる。現実を受け入れてこそ幸福になれるのかもしれない。

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