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[レビュー2008年01月10日に発表された 

墓場鬼太郎 (全11話)

Graveyard Kitaro

善だの悪だの言うのは人間だけ

いやはや強烈だった。おもしろいとか、おもしろくないとか、そーゆー物差しでは測れない。原点の鬼太郎は人間じゃないし、人間の味方でもない。むしろ人間を不幸にする厄介者だが、当人は気にすることなく、毎日をひょうひょうと暮らしている。こんなキャラクター、見たことない。

どのエピソードも唐突に始まって、投げっぱなしで終わる。それまでの経緯が見事なまでに無視されるので、なにか重要なシーンを見逃したかと不安になるほどだ。このリズムは、水木しげる特有のものだろう。決して慣れないけど、クセになるから恐ろしい。

全11話と短いので、多くの人に見てほしい。とりわけアニメ第3期以降の、正義のヒーローとしての鬼太郎を知っている人には、必見である。

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