グレムリン2 新・種・誕・生 Gremlins 2 The New Batch

1990年 外国映画 2ツ星 モンスター @S.スピルバーグ

前作と比較しちゃ駄目

前作から6年が経過。謎の中国人はあっさり退場し、災いのタネだけ残った。これはじつに危険な状態であり、ビリーとケイトがいなかったら人類は滅亡していただろう。まぁ、シリアスな分析は必要ないけど。
極悪なイタズラは前作でやり尽くした感があるので、2作目はコメディ色が強い。前作のような緊張感もないが、こうすればよかったというアイデアもないので、これはこれで楽しんだ方がいいね。まぁ、電流と一体化するグレムリンを感電させるとか、無茶にもほどがあるけどさ。

センターの社長が善人になるとは思わなかった。グレムリンの犠牲になると思っていたので、すごい拍子抜け。しかしハッピーエンドに落着して、鑑賞後はじつに清々しい。邪悪なグレムリンを創造する監督の良心をかいま見たような気がする。

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