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[レビュー2007年12月29日に発表された 

空の境界 第二章 殺人考察(前) ......and nothing heart. Kara no Kyokai Movie 2: Murder Speculation (Part 1)

わかる人はわかる......かも

本作は時系列に沿って語られるわけではないようだ。そして2作目が、1作目の疑問に直結するわけでもない。同音異字の別人格が、なぜ発生し、なにをやっていて、どうなったのか? ほのめかすだけで、明快な描写はない。式も織も、1作目のシキとはちがって見える。非常にわかりにくい。だが、この難解さは、意図的なものだ。わざと難解に作っている。その意図がわからない。

黒桐くんの行動もわからない。好きな女性を信じたい気持ちはわかるが、なぜ毎晩張り込むのか? 張り込む以上、なにか変化があることを予見していたわけで、その対策を考えてなかったのか? 黒桐くんが理解できない私に、彼が恋する式と織を理解できるはずもない。どんなストレスが、殺人を誘発しているのか? なぜ愛する人を殺したくなるのか? この疑問は、作者が意図したことなのか? それとも私が理解不足なのか......。

作品の魅力は、まだわからない。


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