レビュー  2008年02月12日  に発表された 

Penumbra: Black Plague (PC)
Penumbra: Black Plague

2ツ星

やっぱり後半はグタグダか

『Penumbra: Overture』(2007)の続編。ストーリーは直結しているが、『Overture』で劇的な変化もなかったから、ここからスタートと考えていい。結論から言うと、『Overture』で期待したほどの興奮はなかった。状況設定は楽しいけど、オチをつけるのは難しい。多くのホラー映画と同じ。悲しいかな『Penumbra』もその例に漏れなかった。

前作で苦労した犬は姿を消し、代わりに不死身のゾンビが徘徊するようになった。ゾンビは倒せないため、アクションで駆け抜けるか、パズル思考でやり過ごすことになる。飛び抜けた個性はないが、まぁ、悪くもない。
地下施設は驚くほど広い。ここまで広大だと国家規模のプロジェクトではないか? 物理演算を使ったパズルは健在だが、施設が広くなったせいか、パズルっぽいパズルが増えた。まぁ、ふつうのホラーゲームに近づいたと言える。
本作で主人公は下品な守護天使に取り憑かれる。ゲーム中盤で駆逐できるけど、こいつの干渉はやたら神経に障る。どうせなら少女にしてほしい。

ゲーム終盤は『Half-Life』のXENみたいな空間に召還される。現実なのか、妄想なのか、判然としない。状況を説明するセリフも抽象的で、よくわからない。リアリティが失われると、パズルを解くだけのゲームになる。ありきたりのホラーゲームから、パズルゲームになってしまった。

『Overture』で期待した路線から大きくずれてしまったのは残念だ。しかし振り返ると、私の期待感が高すぎただけかもしれない。



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