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[レビュー1961年10月05日に発表された 

ティファニーで朝食を

Breakfast at Tiffany's

驚くべきはオードリー・ヘプバーンの魅力

こういうのを「放っておけない女」というんだろうね。美しく、愛らしく、気まぐれで、はかなくて、そそっかしい。近くにいたらハラハラドキドキの連続で、恋してるのか、興奮してるのかわからなくなる。
1961年の公開当時、ホリーの奔放さはどのように映ったのだろう? 冷静に考えたらとんでもない小娘だが、腹が立たないのはオードリーの魅力が尋常じゃないせいだ。同じことをやって許される女性は、そう多くないだろうから、くれぐれもマネしないように。

ティファニーは社会的成功の象徴として描かれているが、あまり本編にからんでこない。10ドルしかない客も丁重に扱うところは感動したが、おかげで社会的成功の意味がわからなくなった。そもそも、ホリーは何者なのか? 金持ちではなさそうだが、まったく生活臭がない。誰が部屋を片付けているのか? 洗濯物は? どうでもいいことが気になり、手を出したくなる。あぶない。

ほんと、ストーリーはどうでもよくて、とにもかくにもオードリー・ヘプバーンの魅力に平伏する映画だった。

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