ファイヤーウォール Firewall
2006年 外国映画 1ツ星 家族 犯罪結局、実力排除ッスか
ぜんぜんファイヤーウォールは関係ないじゃん。やってることはソーシャル・エンジニアリングなんだけど、かなりお粗末。犯人グループの下調べの甘さが、主人公(ハリソン・フォード)最大の不幸だったね。
持病持ちの息子をはじめ、家族の描写にたっぷり時間を割いているけど、ストーリーにはあまり関係なかった。ハリソンの家族愛にも、なんだか違和感がある。ハリソンが独身の仕事マニアでも、同じ流れを作れたんじゃないかな?
脅されて命令されていたハリソンだが、終盤はなぜか単独逆襲。年齢不相応のアクションで犯人グループを壊滅させてしまう。家族という枷がないと強いんだなぁ。しかし犯人グループを全滅させちゃって、ハリソンの無罪を証明できるんだろうか?
伏線は回収され、悪漢どもをやっつけたのに、いろいろ心配になる映画だった。