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[レビュー1998年07月17日に発表された 

マスク・オブ・ゾロ The Mask of Zorro

遊園地に飛び込んだヒーロー

「怪傑ゾロを受け継ぐ」というコンセプトがたまらない。賢く紳士的な初代(アンソニー・ホプキンス)に対して、短慮だが活力に満ちた2代目(アントニオ・バンデラス)の対比もうまい。そして師弟ともに強いだけでなく、ちょっと抜けてるところがかわいい。凸凹師弟コンビを、美しい愛娘(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)がつないでる。わかりやすい構図だ。頭を空っぽにして楽しめる娯楽活劇だった。

決戦場となった金鉱山は、まるっきり遊園地。ふと私は、ゾロが遊園地から飛び出してきたヒーローではなく、遊園地に飛び込んだヒーローだと感じた。セットをテーマパークに流用すれば、大もうけできそうだよ。

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