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[レビュー1993年10月31日に発表された 

驚異の小宇宙 人体II 脳と心 (全6回)

THE UNIVERSE WITHIN 2 Brain & Mind

ネアンデルタール人の花束に涙する

「これ以上はない」と思われた1作目をしのいだ2作目。明るい樹木希林と、木訥な養老孟司がいいコンビ。脳の仕組みに触れるとき、多くの人は冷静でいられない。その負担を、この2人が軽減してくれるようだ。

印象的だったのは、ネアンデルタール人が死者に花をたむけていたこと。ネアンデルタール人は私たちの祖先ではないが、「人間の心」が感じられる。この感動を、どう表現すればいいのか。意味がわかる前に、涙がこぼれていた。

心とはなにか? 自分とはなにか? 心が細胞の起こした火花でしかないなら、なぜ心に興味などもつのか? 脳と心の深淵を、わかりやすく、魅力的に教えてくれた傑作。

DVD-BOXを買ってしまいました。


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