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[レビュー2009年04月23日に発表された 

絶体絶命都市3 -壊れゆく街と彼女の歌- (PSP)

Zettai Zetsumei Toshi 3: Kowareyuku Machi to Kanojo no Uta

はんぱなドラマはない方がいい

3作目の舞台は人工島「セントラルアイランド」。地下トンネルに閉じ込められるオープニングはいいね。ポイントごとに出てくる災害マニュアルはタメになるし、リアリティを高めてくれる。火災旋風や自警団などのくだりは、災害マニュアルがなければ浮いてしまっただろう。しかし選択肢は相変わらずふざけてる。わざと険悪なムードを作っても、それでストーリーが変化するわけじゃない。なんのために選択肢があるんだろう? これがシリーズの持ち味なんだろうか?

ストーリーはひどい。崖っぷちでの告白合戦は火曜サスペンス劇場を見ているようだった。夢とか愛憎とか、どうでもいい。そんなことよりシビアな災害現場を見せてくれ。津波てんでんこを疑似体験したいんだ。まぁ、ひどいと言っても1作目、2作目よりマシか。
ゲーム性は落ちた。選べる2人の主人公は単なる色違い。PSPだからやむを得ないのか?

東日本大震災によって『絶体絶命都市4 -Summer Memories-』が発売中止になり、シリーズも終了してしまった。なぜそうなるのか、私には理解できない。災害マニュアルによって教材としての価値も見いだされたのに。スタッフはふざけて作っていたのだろうか?

それと歌がよかった。劇中の使い方はあざといけど、単体で聞き惚れる魅力があった。飯田舞さんの『キミの隣で・・・』だけでなく、英語版であるNadia Giffordさんの『Forever』もよかった。

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