オーディション Audition
1999年 日本映画 3ツ星 狂気 痛い痛すぎる
ストーリーはいたって単純。ときおり挿入される「こわい」シーンが不安を駆り立てるが、本命は終盤に控えていた。ショッキングと聞いていたが、本当にショッキング。劇場から大量の途中退出者を出したのも頷ける。
ホラーは好きだが、痛いのは苦手。そして、痛いシーンを売り物にする映画は好みじゃない。痛いシーンは、とにかく痛々しいんだけど、リアリティは乏しい。だから、「こんなことはありっこない」と思えるところは、じつは救いかもしれない。