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[レビュー1985年05月22日に発表された 

ランボー 怒りの脱出

Rambo: First Blood Part II

やっぱりスタローンはすごい

この映画を楽しめない人は、どんな映画も楽しめないだろう。2012年にふたたび鑑賞したが、興奮は色あせない。悔しさ、哀しさ、怒り、虚しさ。シーンごとに思いがつのっていき、クライマックスで爆発する。ランボーはかっこいい。強いからかっこいいのではない。ドラマが彼を引き立てているのだ。

「たぶん、俺は使い捨てなのさ」
「あなたは使い捨てじゃない」

このセリフは、アクションスターであるスタローンの心情かもしれない。さいわい人々はスタローンを認め、スターダムに押し上げた。スタローンの映画を楽しめる人々が、映画産業を支えているのだ。

脚本を書いたのはスタローン本人と、若き日のジェームズ・キャメロン。スタローンのもとに届いたベトナム帰還兵からのファンレターが元になっているらしい。観客と社会が求める映画を作るスタローンの姿勢がにじむエピソードだ。
スタローンはアクション俳優の枠を越えた、生粋の映画人だね。

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