レビュー  2008年10月25日  に発表された 

ICHI
ICHI

2ツ星

きれいすぎて、キレがない

安っぽさや、時代劇のリアリティはどうでもいい。重要なのは、綾瀬はるかの魅力を引き出せたかどうか。整った顔をさらしてチャンバラしても、なんら意外性がない。たとえば、ずっと目隠したまま立ち回って、はらりと瞳が見える方が冴えるのではないか。あるいは、相手の目だけ斬る残酷さや、女体で油断させる狡猾さでもいい。とにかく「綾瀬はるかはこんな顔もできるのか」「こんな美しさもあったのか」と驚かせてほしかった。新たな魅力を引き出すという意味では、本作は『僕の彼女はサイボーグ(2008)』に劣る。

中だるみもひどい。退屈で、見るところのない映画だった。

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