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[レビュー1999年12月25日に発表された 

ギャラクシー・クエスト

Galaxy Quest

「ネバーギブアップ! ネバーサレンダー!」

スタートレックのオマージュと聞き、どのくらい理解できるか不安だったが、杞憂だった。1本のSF映画として十分に楽しめる。おもしろかった。

テレビ番組と現実がごっちゃになるプロットに、売れない役者の悲哀を重ねたのは見事。俗物にすぎない主人公たちが、英雄的行為を期待されるむずかゆさ、そして行動できたときの興奮の落差がたまらない。定番のセリフやジェスチャーを返す「お約束」が、うまく使われている。また熱心なファン(クエスタリアン)の知識、熱意、情報網、行動力もよかった。役者たちにさえ馬鹿にされる彼らも、役に立つときは役に立つ。まぁ、そんな機会は宇宙の終わりまでないだろうけどね。
パッケージではシガニー・ウィーバーがやたら目立ってる。劇中、それほど活躍したわけじゃないのに。ティム・アレンも後半は「ありがち」な行動が多い。まっとうに演技しても評価されないドクター・ラザラスのぼやきが聞こえてきそうだ。

ありそうでなかったSFコメディ。「これだ!」と思えるほどストライクだった。


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