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[レビュー2008年12月20日に発表された 

悪夢探偵2

Nightmare Detective 2

「しまった。これはおれ自身の夢の中だ...」

カメラのぶれに酔う。ストーリーがややこしく、状況を追い切れない。いまは起きてるの、寝てるの? 相手は生きてるの、死んでるの? わからないから「怖い」とか、複雑だから「おもしろい」と思えないのは残念だった。
相手の心が読める(読めてしまう)能力は、夢に潜る能力と関係するんだろうか? シリーズの4作目、5作目ならまだしも、2作目は主題である夢に潜る能力を掘り下げてほしかった。3話くらいのオムニバスで、パターンを確立し、テレビドラマ化を目指してもよかった。

京一は「同級生2名を殺したのは菊川じゃない」と言った。あれが恐怖によるショック死や罪の意識による自殺でないなら、犯人はだれか? 考えられるのは能力に目覚めた雪絵だけ。悪夢探偵は警察じゃないから、殺人犯を逮捕する義務はないものの、無意識に人を殺せる女子高生を見逃すのは問題だ。うーん、この解釈で合ってるんだろうか?
京一は自分のことに精一杯で、依頼人に興味が向いてない。キャラクターとしてはおもしろいが、物語が成立しにくくなっている。

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