スリー・リバーズ Striking Distance

1993年 外国映画 2ツ星 刑事・警察 @B.ウィリス

意外性がまったくない

ブルース・ウィリス主演の犯罪サスペンス。しかし犯行の手口に魅力がないので、ちっとも盛り上がらない。
ブルース・ウィリスが「犯人は警察官だ」と主張して、そのせいで左遷されたなら、真実が大きく異なることはあるまい。警察のバッシングは目に余るものがあり、誰が犯人であっても驚かない。推理も捜査もない。3つの川が合流する立地条件も、あまり関係しない。これじゃ、興味をもてと言う方が酷だ。

意外だったのは犯人のタフさ。そのしつこさは、ホラー映画の一歩手前レベルだった。それと、冒頭で父親が「孫がほしい」と言ったことが、きちんとケアされたことも意外だった。
印象に残ったのは、この2点だね。

ページ先頭へ