レビュー  2009年11月10日  に発表された 

CODMW2 コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2 (PC)
Call of Duty: Modern Warfare 2

4ツ星

これは学校の教材にしてもいいレベル

シリーズ9作目。私は『Call of Duty 2』のデモ版しかプレイしてないので、シリーズ共通の要素はわからない。ただただ、圧倒的な臨場感に打ちのめされる。戦争ゲームはここまで進化したのか。
とはいえ、被弾しても赤いジャムが飛び散るだけだから、これをリアルと絶賛するのは語弊がある。私自身も、戦争を知っているわけじゃない。ゲームとして楽しめるという条件下で、飛び抜けて戦争のリアルさを感じる。バランス感覚が素晴らしい。

あいまに挿入されるイベントシーンも秀逸だ。兵士はミッションに集中するだけだが、それが平和に寄与するとはかぎらない。あまたの兵士の視点を渡り歩くことで、戦争のリアリズムが見えてくる。恐ろしい。戦争は本当にいやだ。
と思いつつ、不思議な高揚感もある。ミッションに集中するあまり、その目的や意味など考えなくなって、殺人マシーンになる充実感。現実の兵士も、同じような高揚感に見舞われるんだろうか。これまた恐ろしい。

  • 幕間 (No Russian) ... テロ組織に潜入し、空港の襲撃に参加する。民間人を殺さざるを得ない状況と、その結末に驚愕する。
  • 二つ目の太陽 (Second Sun) ... 地獄と化した空から、ヘリの雨が降る。この未来が「ありえないこと」と言えるだろうか。宇宙飛行士の視点もショックだった。
  • 未決事項 (Loose Ends) ... まさに使い捨ての結末。大儀のために小を切り捨てるから、生き残った小が狂気の報復をするんだよ。

このゲームは学校の教材にしてほしいね。ゲームを楽しめても、楽しめなくても、いろいろ学ぶことがあるだろう。暴力的なことが嫌いな親こそ、子どもに体験させた方がいいと思う。

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CODMW2 コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2 (PC)