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[レビュー2008年12月20日に発表された 

K-20 怪人二十面相・伝

K-20: Legend of the Mask

まぁ、失敗作だね

映像は素晴らしい。大戦を回避した架空の昭和という設定もおもしろい。しかし怪人二十面相があまりにも安い。『宇宙怪人』のような社会へのメッセージがあるのかと思いきや、私利私欲のために盗むコソ泥だった。小林少年もイヤミなだけ。私は少年探偵団シリーズを読んでいるので、この解釈は我慢できない。
怪人二十面相の正体はどうでもいい。正体より、動機が問題なのだ。

原作を忘れて、まったく新しいヒーローだとしても……薄っぺらい。バットマンとか、解決ゾロのようなものを作りたかったようだが、キャラクターが確立されておらず、つづきを見たいという気になれない。ドラマも稚拙で、逃走犯が顔も隠さず泥棒修行とか、結婚直前の華族の令嬢が平民に恋するとか、格差社会はごはんを配って解決とか、わけがわからない。

内容的には1ツ星だが、架空の昭和という切り口を評価して、2ツ星にしておこう。

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