007(16) 消されたライセンス License to Kill

1989年 外国映画 2ツ星 #007 スパイ

人間ボンド、と評したいが......

友人のため、ライセンスも捨てて報復に走るボンド。プロとしての冷静さも、スパイらしい謀略もなく、ただのアクション映画となっている。人間的なボンドと言えなくもないが、友人が殺されたわけじゃないので、共感しづらい。

タンクローリーの片輪走行や、自動運転ボタンはおもしろかった。忍者はやりすぎ。ラスボスのサンチェスは頭が悪すぎ。子どもっぽい展開が多いのも興ざめ。もうちょっとシビアなアクションが見たかった。

スパイが身分を捨てたら、最悪のテロリストになるが、それだけの理由があったとは思えない。

007シリーズ
ショーン・コネリー
ショーン・コネリー
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ジョージ・レーゼンビー
ロジャー・ムーア
ロジャー・ムーア
ティモシー・ダルトン
ティモシー・ダルトン
ピアース・ブロスナン
ピアース・ブロスナン
ダニエル・クレイグ
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