レビュー  2009年02月27日  に発表された 

ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー
Street Fighter: The Legend of Chun-Li

2ツ星

今ごろ、なんのために?

まさか2009年に『ストリートファイター』の新作映画が見られるとは思わなかった。主演のクリスティン・クルックは、ゲームキャラとは異なるものの、うまく要素を引き出せている。コスプレではなく、『バットマンビギンズ』(2005)のようなリアリティ重視路線かと期待したが、ちがった。

ベガがベガらしくないとか、ゲンがゲンらしくないとか、そういうことは言いたくないが、ここまでハズすならストリートファイターでなくてもいいのにと思える。スピニングバードキックに喝采を送ったが、気功拳でぶち壊し。この路線で行くなら、もっと派手にしないとダメだ。同年公開の『DRAGONBALL EVOLUTION』と同じで、半端すぎる。ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演の『ストリートファイター』(1994)の方が断然いい。

ベガが自分の良心を抜き出して、娘に封じるというファンタジー設定に驚くが、結局、物理的にやっつけてしまった。しかも娘が見ている前で。自分が父親を殺された怨みで戦っているのに、配慮がなさすぎる。

クリスティン・クルックを売り出したいが、オリジナル作品では弱いと判断されたのか。だからといって半端な引用じゃファンもつかない。クリスティン・クルックのチュンリーは素晴らしかった。そう言われるくらいの愛情を注いでほしかった。


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ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー