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[レビュー1994年08月03日に発表された 

ベスト・キッド4 The Next Karate Kid

空手で身を守れるか?

主人公が女の子に変わっただけじゃない。ダニエルは心の強さをもっていたが、技術がなかった。ジュリーは逆で、空手は修得済みだが、精神の鍛錬が求められていた。ミヤギも接し方を変え、禅僧の協力を仰ぎ、これまでにないベスト・キッドを作り出している。コンセプトは悪くない。

しかし映像は退屈きわまりない。ジェリー役のヒラリー・スワンクはがんばっているが、脚本の弱さはどうにもならん。そもそも男子生徒が集団で女生徒を襲って、それを先生(大佐)が隠蔽するような学校は、もはや戦場だ。「ケンカはよくない」とか「暴力ではなにも解決しない」とか言ってる場合じゃない。そのせいか、最終決戦ではミヤギも手を出している。悪いのは生徒ではなく先生と結論づけるが、それで生徒たちの暴挙が許されるはずもない。空手で身を守れるのか、首をかしげたくなる。

シリーズがリブートとともに終わってしまったのは残念だ。


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