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[レビュー2009年05月15日に発表された 

天使と悪魔 Angels & Demons

悔い改めた続編

『ダ・ヴィンチ・コード』は史実の検証に力を込めていたが、本作は一転、ドラマ要素が強くなっている。時間と舞台を限定したことで、おもしろさが凝縮されている。コンクラーベの仕組みや、バチカン市街の様子も興味深い。
反物質の意味や破壊力がわかりにくかったり、黒幕の正体が計画の細かさと一致しないなど、首をかしげる部分もなくはないが、テンポがいいのでストレスは感じない。

そしてラストがいいね。なるほど、これが教会の知恵なんだな。前作では立ち位置がよくわからなかったラングドン教授だが、本作はばっちり決まってる。

私の好みで言えば、『ダ・ヴィンチ・コード』のようなドキュメンタリーテイストが好きなんだけど、娯楽大作の『天使と悪魔』の方がおもしろい。『ザ・ロスト・シンボル』はどうなるんだろう? 興味がわいてきた。

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