キング・コング King Kong

2005年 外国映画 5ツ星 モンスター 主人公は動物 動物パニック

PG-13との戦い

なかなかキング・コングが出てこないので、序盤は退屈。しかし孤島に上陸してからは興奮の連続で息つぐ暇もない。虫、やばいよ。あれは夢に出てくる!
巨大な恐竜が暴れ狂う世界では、さしものキング・コングも無敵の王者ではない。それゆえ、勝ちどきのドラミングはかっこいい。いいぞ、ぼくらのキング・コング!

旧作を知っている人は、「2005年版のキング・コングは甘ったるい」と言うけど、しかしあんまり暴力的だと、PG-13指定となり、たくさんの子どもに見てもらえなくなる。キング・コングはやっぱり、子どもに見てもらいたい作品。監督の手加減はあったと思うし、それでおもしろさが減ったとは思わない。この大迫力映像に満足できずに、なにを求めるというのか?

ナオミ・ワッツの碧い瞳が印象的。キング・コングは、あの眼差しに殺されたんだね。

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