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[レビュー2009年03月30日に発表された 

世にも奇妙な物語 2009 春の特別編

Yonimo Kimyouna Monogatari : 2009 Spring

あなたの傍にも存在するかもしれない人生の落とし穴

爆弾男のスイッチ

[あらすじ] 主人公は平凡な大学生。最近知り合った省吾から、小さなスイッチを預かることに。それは省吾の体内に埋め込まれた爆弾のスイッチだった。
[原作] 石黒正数「スイッチ」

[感想] 原作漫画の方がおもしろかった。実験の手口が悪質すぎて、起こるのも無理はない。心の中の爆弾なくても、爆発して当然。

輪廻の村

[あらすじ] 新聞記者の夕菜は、編集長の命令で呪われた村の取材に行かされる。その村には奇妙な列石と、戦時中の記憶をもった子どもたちがいた。夕菜は、この村の人々は輪廻しているのではないかと考える。

[感想] 主人公が犯した罪が唐突に明かされるので、復讐が一方的に見えてしまう。彼女に「他人を犠牲にしてでも上に行く」という強い意志があれば、もうちょっとメリハリがついたと思う。

クイズ天国・クイズ地獄

[あらすじ] クイズブームにうんざりしている主人公。ある日、駅で電車に乗ろうとするとクイズを求められる。

[感想] クイズを求められることより、そのことを誰も疑問に思わないところが怖い。

真夜中の殺人者

[あらすじ] マンションの一室でガールズトークに盛り上がる女性たち。主人公は、後輩に告白されて困っていることを明かす。一度は断ったけど、自分を驚かすようなことをすれば付き合ってあげるとそそのかしていた。そのころ、マンションに殺人鬼が徘徊していた。
[原作] 中井紀夫「夜の殺人者」

[感想] けっこうおもしろかった。女性の愛を得るのも命がけだな。

ボランティア降臨

[あらすじ] 主人公は家事や介護に疲れ切った主婦キミエ。ある日、見知らぬ女性・クボタが訪ねてきて、「ボランティアです」と家事や介護を引き受けてくれた。家族はありがたがり、クボタもうれしそうだが、キミエは釈然としない。
[原作] 原宏一「ボランティア降臨」

[感想] 大竹しのぶの微笑みが怖かった。夜の癒しもボランティアとは! 同じ労働なのに評価されない主婦とボランティアの対比もおもしろかった。久々に大満足の1本だ。


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