[Edit]
[レビュー1985年09月29日に発表された 

ジェシカおばさんの事件簿 (第2期/全21話) Murder, She Wrote (Season 2)

趣向を凝らしている

ジェシカは老婆だが、めちゃくちゃ活動的。小説家という設定をフル活用して、刑務所や学園などにも出かけ、事件に巻き込まれる。推理は強引でも、導入部がおもしろくて最後まで見ちゃう。ミス・マープルのように空気に溶け込むのではなく、ガンガン行動し、発言し、要求し、叱咤し、敵意ある人との対立を躊躇しない。たのもしいわぁ。

  1. 未亡人はご用心 ... 大富豪夫人になりすまして潜入。ノリノリだな。
  2. 勝利の美酒は苦い味 ... 競馬のジンクスを信じる客がユーモラス。
  3. 人質なんて初体験 ... 女性刑務所の暴動に巻き込まれる。いきり立つ囚人たちと冷静に交渉するところがかっこいい。
  4. 変な手紙がいっぱい ... ミス・マープル「動く指」と同じ導入で、異なる真相にみちびいたのは見事。なるほどね。
  5. 悪霊が遺跡に踊る ... 最初に否定された人物が犯人という構成に驚く。「砂漠で溺死」ってのも印象的。
  6. 陪審員はつらいもの ... 「十二人の怒れる男」のような構図だが、真相はより複雑で、痛快だった。
  7. 気の毒なレストラン ... 食中毒の現場に居合わす導入部がいいね。
  8. 容疑者に手を出すな ... 推理より町の住民との対決が見どころだった。
  9. 死を招く秘め事の記録 ... 探偵ハリー・マクローの再登場。彼の悪癖が勝利の鍵になるのもうまい。
  10. なんと遺体は別の人 ... 遺体のすり替えが露見してからスタートするのは珍しい。
  11. 時間のズレが致命的 ... 簡単なトリックだが立証困難。警備員の記憶力が高くてよかった。
  12. 仮面祭りの悪いやつ ... 最後の決め手は難易度が高かった。
  13. 欲がからんだ死の構図 ... 犯人はまったくもって予想外。

Share

Next