レビュー  2010年03月26日  に発表された 

装甲騎兵ボトムズ 幻影篇 (全5話)
Armored Trooper Votoms: Phantom Arc

3ツ星

なぜテイタニアがいない?

キリコ不在ではじまった物語。前日段となる『孤影再び』を見ていなかったので、なにがあったか知らなかったけど、戸惑いより興味が勝った。キリコの足跡をたどり、かつての仲間たちの「その後」に触れてゆく。見え隠れする陰謀。巻を重ねるたびに興奮は高まった。そして「神の子」の存在が明らかになったとき、頭の中でパズルのピースが埋まった。

そうか、テイタニアだ! 彼女はマーティアルの神官であり、キリコと深い愛憎で結びついている。死なないキリコと、聖なるテイタニアは、「神の子」を育てる父母にふさわしい。フィアナの役割は、キリコをテイタニアに託すことだった。なるほど! すべては「神の子」の導きだったんだ!

ところがテイタニアは姿を見せぬまま、物語は幕を下ろす。あれれ? それでも私は、物語終了後にキリコとテイタニアが出会い、いがみ合い、しかし「神の子」を軸に寄り添う姿を妄想していた。子連れAT乗りもいいじゃない。2人いれば、どんな苦難も乗り越えられるだろう。そうした妄想は、『孤影再び』で打ち砕かれる。まさかテイタニアが死んでいたとは......。

フィアナとの別れ、テイタニアとの出会いに、意味はなかったのか??


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装甲騎兵ボトムズ 幻影篇 (全5話)