レビュー  1957年12月28日  に発表された 

地球防衛軍
Defence Force of the Earth

3ツ星

問われる人類愛

物言いはていねいだが、武力を誇示し、要求をエスカレートさせる宇宙人(ミステリアン)。怒りを爆発させるタイミングが難しい相手だ。科学力に魅せられた白石は、ミステリアンが地球を救ってくれると解釈する。おもしろい構図だ。
ミステリアンも地球人も決定打に欠け、駆け引きがつづく。情勢が二転三転するので、目が離せない。上映時間は88分しかないが、密度が濃いよ。
機に乗じて反撃し、ミステリアンを「永遠の放浪者」に追いやった地球人。しかし地球人も慢心すれば、彼らの轍を踏むことになるやもしれぬ。なかなか奥深い映画だった。

本作の姉妹編である『宇宙大戦争』も必見。テーマは同じでも、雰囲気がまるでちがうよ。

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地球防衛軍